【2月11日 AFP】ロシアサッカー連合(RFS)が10日、代表監督のフース・ヒディンク(Guus Hiddink)氏に対し、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)と代表チームで監督を兼務することを許可した。

 公式ホームページで「チェルシーからロシアサッカー連合に対し、ヒディンク氏の監督兼務を承認するよう要請を受けました。チェルシーは(2008-09)シーズンが終了する5月までの監督就任を依頼してきました。われわれは、ヒディンク氏が代表チームを最優先事項のままとすることを条件に、同意する予定です」と発表している。

 協会は、このような協力が2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)欧州予選の障害になるとは考えておらず、W杯が終了するまではヒディンク氏が代表チームの監督であることを強調している。

 チェルシーは9日、成績不振を理由にルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督の解任を発表。ヒディンク氏は後任候補に挙がっていた。(c)AFP/Julian Guyer