【2月4日 AFP】スペインのスポーツ紙マルカ(Marca)が4日、イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)に所属するセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)が、欧州チャンピオンズリーグ(Champions League)でプレーできる可能性がより高いスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)への復帰を望んでいると報じた。

 同紙は、2008年12月に深刻なひざの怪我を負ったセスクがスペインに帰国し、バルセロナの関係者と顔を合わせているとしており、情報源の掲載は無いものの、「セスクがすべての関係者に送ったメッセージは、彼がFCバルセロナと09-10シーズンの契約を結びたがっているというものだった」と報じている。

 しかし、同紙は「クラブの下部組織で育った選手に対し、多額の移籍金を支払うことに納得できる者は誰一人いない」として、バルセロナが2000万ユーロ(約23億円)以上の移籍金は支払いたがらないと付け加えている。セスクはバルセロナの下部組織出身で、2003年7月にアーセナルと契約を結んでいる。

 12月21日に行われたプレミアリーグ、リバプール(Liverpool FC)戦で同じスペイン人のシャビ・アロンソ(Xabi Alonso)のタックルを受けて負傷したセスクは、アーセナルと2014年まで契約を結んでいる。(c)AFP