バラック チェルシーでの引退を望む
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【11月15日 AFP】サッカードイツ代表のミヒャエル・バラック(Michael Ballack)は、自身のキャリアを現在所属するイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)で終えたい意向を明かした。
10月に行われた2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)欧州予選(ロシア戦とウェールズ戦)後に両足の手術を受けたバラックは、15日に行われるウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich Albion、WBA)とのリーグ戦でチームに再合流する予定となっている。
ドイツのスポーツ通信社SID(Sport-Informations-Dienst)に対し「ロンドンの生活を本当に楽しんでいる。私は現在32歳で、チェルシーで現役生活を終えることが想像できる」と語ったドイツ代表主将のバラックは、2006年にバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)からチェルシーに移籍し2009年6月までの契約を結んでおり、現在は2年間の契約延長について協議を重ねている。
手術を受けたため19日にベルリン(Berlin)のオリンピアシュタディオン(Olympiastadion)で行われるイングランド代表との国際親善試合のメンバーから外れたバラックについて、チェルシーのルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督は、リーグ戦での復帰は慎重に行いたいとており、バラックは「スコラリ監督からは急に復帰させたくないと言われている。全体練習には11日に戻ったばかりで、スピードを上げるまでには至っていない。今週末(15日)は控えでベンチにいるだろう」と語っている。(c)AFP