【7月7日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するドイツ代表ミッドフィールダーのミヒャエル・バラック(Michael Ballack)は、慌ててチームと新たな契約を結ぶつもりはないが、今後もスタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)に留まりたいと思っている、との見解を示した。

 チェルシーはすでにチーム練習を再開しているが、1週間ほど前に欧州選手権2008(Euro 2008)を終えたばかりのバラックは、イタリアのサルデーニャ(Sardinia)島で休暇を過ごしている。

 バラックは2、3週間はロンドン(London)に戻ることはなく、今後のことを考えるための時間が十分にあると考えている。ドイツ大衆紙ビルト(Bild)に対しバラックは「2009年まで契約があり、契約延長は選択肢の一つだ。慌てる必要はない。何が起こるか見守るしかない」と語っている。

 2007-08シーズンは、リーグ戦と欧州チャンピオンズリーグ(Champions League)の両方でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に僅かに及ばずに優勝を逃したバラックだが、チェルシーでプレーすることが栄光のための最善の方法であると信じている。バラックは「世界屈指のチームの一員として世界一のリーグでプレーしているので、今のところはブンデスリーガに戻るつもりはない」と語っている。(c)AFP