【9月12日 AFP】スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)のミゲル・アンヘル・ヒル・マリン(Miguel Angel Gil-Marin)GMは11日、当初2015年夏に予定されていたクラブの新スタジアムへの移転を2016年に延期することを明らかにした。

「われわれの計画としては、2015-16シーズン中に改修作業を終え、翌シーズンからプレーできるように、2016年の7月に正式に移転したいと考えている」とヒル・マリン氏はクラブの公式サイトで述べた。

 アトレティコは2008年にマドリード市と契約を交わし、現在のビセンテ・カルデロン・スタジアム(Vicente Calderon Stadium)から、7万人収容のエスタディオ・オリンピコ・デ・マドリード(Estadio Olimpico de Madrid)、通称ラ・ペイネタ(La Peineta)に本拠地を移転することとなった。

 ラ・ペイネタはマドリードが招致を目指していた2020年夏季五輪のメーン会場として建設されているが、7日の国際オリンピック委員会(International Olympic CommitteeIOC)による投票で同市は落選し、同じく候補地に挙がっていた東京が開催地に決まった。(c)AFP