【6月18日 AFP】スペイン1部リーグのマラガ(Malaga CF)に所属するイスコ(Isco Alarcon)が、レアル・マドリード(Real Madrid)とイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)からのオファーを受けたと明かした。17日、スペインのアス(AS)紙が伝えた。

 イスコは、マラガの欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)準々決勝進出に貢献し、現在はスペイン代表としてイスラエルで開催中のU-21欧州選手権2013(UEFA European Under-21 Championship 2013)に出場し、チームは決勝に進出するなど、すばらしい1年を過ごしている。

 すでにシティとレアルからのオファーがあったかと問われたイスコは、アス紙に対しこれを認めた。

「2つのオファーがテーブルの上にある。マラガとの契約があるから、早く決断したいと思っている」

「マンチェスター・シティもレアル・マドリードも偉大なクラブだ。僕にもマラガにも最高の形になってくれればいいね」

 シティはマラガの前監督であるマヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)氏の指揮官就任を発表したばかりだが、前監督をサッカーをする上での父と評したイスコは、それが移籍の決定的な要因にはならないと明かした。

「もうペジェグリーニのことは知っているし、どんな仕事ぶりなのかも分かっている。マラガでの2年間、僕のキャリアにとって欠かせない存在だった。前に一緒だったことは有利な点ではあるけれど、決定的なことではないね」

(c)AFP