【6月14日 AFP】スペイン・1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に所属するクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が13日、クラブとの契約延長にはサインしていないことを示唆し、去就騒動にさらなる波紋を投げかけた。

 ロナウドは自身のツイッター(Twitter)のアカウントに「契約更新のニュースはすべて嘘」と簡潔に書き込んだ。ロナウドがレアルと結んでいる現在の契約は、2015年で満了となる。

 ロナウドについては、潤沢な補強資金を持つフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)やASモナコ(AS Monaco)への移籍がうわさされている。

 その他の候補としては、4年前のレアル加入以前に所属していたイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)の名前も挙がっている。

 レアルのフロレンティノ・ペレス(Florentino Perez)会長は約2週間前、ロナウドとの契約延長の交渉が難航しているとの報道を否定し、スペインメディアに対して「誤った情報だ」と指摘した。

「詳細に触れるつもりはないが、1つだけ言えるのは、クリスティアーノの交渉は行き詰まってなどいないということだ。報道は我々の現状と一致していない」とペレス会長は発言していた。

(c)AFP