【6月2日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリードに所属するゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)が1日、退団の意向を明らかにした。

 同日のオサスナ(CA Osasuna)戦では、レアルでの通算121点目のゴールを決めて4-2での勝利に貢献したイグアインだが、試合後の記者団とのインタビューで、すでにクラブには退団の申し入れをしていると話した。

「自分の時間は終わったと感じる。環境の変化が欲しい。もう自分では決めているので、ベストな状況になるためにクラブと善処できればと思う」

 イグアインはここ数週間、イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)への移籍がささやかれているが、本人は同クラブと契約合意に至ったという噂を否定している。

「ユベントスを含むいくつかのクラブからオファーはもらっているが、まだわからない。本当に自分のことを欲してくれているチームに行きたいと思っている。」

「移籍先は決めていない。レアルはすでに私が退団したいと願っていることについては知っている。自分が決めたことだ。昨シーズンも何度か(移籍に関する)ミーティングを行ったが、その時は監督とチームメイトに説得されて居留まった」

 25歳のイグアインは、レアルで過ごしたこれまでの7シーズンで3度のリーグ優勝に輝いており、かつては主将も務めた。また、2010-11シーズンにはレアルでスペイン国王杯(Copa del Rey 2010-11)制覇も果たした。(c)AFP