【5月9日 AFP】12-13スペイン1部リーグは8日、第36節の試合が各地で行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)が6-2でマラガ(Malaga CF)を下した。

 レアル・マドリードは本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)でマラガとの点の取り合いを制し、FCバルセロナ(FC Barcelona)の同日の優勝決定を阻んだ。

 この試合でレアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、セルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)を故障で欠きながらも、先日イケル・カシージャス(Iker Casillas)を擁護する発言をしたペペ(Pepe)をベンチ外とし、先発にスペイン代表のラウル・アルビオル(Raul Albiol)を起用した。

 先発起用されたことについて、試合後にアルビオルは、「ペペの欠場は監督が決めたことだ。僕らは団結しなければならない。シーズンが終わるまで約3週間残っているし、最後まで力を尽くす必要がある」とコメントした。

 前半3分にレアルはルカ・モドリッチ(Luka Modric)のコーナーキックからアルビオルがリーグ戦では4年ぶりとなる得点を記録し、モウリーニョ監督の起用に応えたものの、対するマラガは同15分にロケ・サンタクルス(Roque Santa Cruz)のゴールで同点に追いついた。

 同点に追いつかれたレアルは前半21分、セルヒオ・サンチェス(Sergio Sanchez)のファウルでクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がPKを獲得したが、ロナウドのPKはマラガのGKウィリー・カバジェロ(Willy Caballero)の足に阻まれ、勝ち越すことができなかった。

 しかしその4分後、レアルはペナルティーエリア内で間接フリーキックを得ると、シャビ・アロンソ(Xabi Alonso)が蹴り出したボールからロナウドがゴールを決め、再びリードを奪った。

 その後、カウンター攻撃からメスト・エジル(Mesut Ozil)が追加点を挙げたレアルは、直後にマラガのアントゥネス(Vitorino Antunes)に1点を返されたものの、前半終了間際にカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)、後半にはモドリッチとアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)の得点で突き放した。(c)AFP