【4月19日 AFP】バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)準決勝を翌週に控えるスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は18日、リオネル・メッシ(Lionel Messi)が練習に復帰したことを明らかにした。

 世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」を4年連続で受賞しているメッシは、故障を抱えながらもパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)との準々決勝第2戦に後半途中から出場し、素晴らしい活躍を見せていた。

 FCバルセロナは公式サイトで、「18日に行われた練習での大きなニュースはリオネル・メッシだ。メッシはパルク・デ・プランス(Parc des Princes)で行われたPSGとの準々決勝第1戦でハムストリングを負傷していたが、練習に復帰した」と発表している。

 FCバルセロナは本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)での第2戦でPSGと1-1で引き分け、アウェーゴールで準決勝に駒を進めた。

 メッシは3-0で快勝したレアル・サラゴサ(Real Zaragoza)戦を欠場したものの、アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)でのバイエルンとの準決勝第1戦では、重要な役割を担うことが予想されている。

 また、欧州チャンピオンズリーグ通算4度の優勝を誇るFCバルセロナは、股関節を痛めてサラゴサ戦を欠場したセルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)も練習に復帰したことを発表している。  FCバルセロナは20日のリーグ戦でレバンテ(Levante)と対戦するが、メッシとブスケッツは欠場かベンチスタートになると見られている。

 リーグ戦残り7試合で首位を独走するFCバルセロナは、同じく欧州チャンピオンズリーグ準決勝進出を果たした2位のレアル・マドリード(Real Madrid)に勝ち点13をつけている。(c)AFP