【4月15日 AFP】12-13スペイン1部リーグは14日、第31節の試合が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は3-0でレアル・サラゴサ(Real Zaragoza)に勝利した。

 負傷したリオネル・メッシ(Lionel Messi)らを欠き、普段とは違う顔ぶれで試合に臨んだバルセロナだが、不調に悩むサラゴサに圧倒的な強さを見せ、22度目のリーグ優勝に近づいた。

 試合ではティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)が前半20分に先制点を挙げた後、同39分にはクリスティアン・テージョ(Christian Tello)の得点をアシストした。

 後半8分には再びテージョが素晴らしい勢いと落ち着きを見せ、自身にとってこの試合2得点目を挙げた。

 また、バックラインにはジェラール・ピケ(Gerard Pique)が不在だったにもかかわらず、バルサは無失点を達成している。

 この試合に臨むにあたり、バルセロナのティト・ビラノバ(Tito Vilanova)監督は接戦となった11日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain)との準々決勝第2戦で先発した選手のうち、6人をメンバーチェンジさせた。

 その一方で、シャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)が2月以来初の先発を果たしている。

 同日行われた試合でリーグ2位のレアル・マドリード(Real Madrid)がアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)を同じく3-0で下したため、バルサとレアルの勝ち点差は依然13のままとなっている。(c)AFP/Kieran CANNING