【4月14日 AFP】12-13スペイン1部リーグは13日、第31節の試合が各地で行われ、バレンシア(Valencia CF)は3-3でRCDエスパニョール(RCD Espanyol)と引き分けた。

 怒濤の展開となった試合終盤の後半ロスタイム、セルヒオ・ガルシア(Sergio Garcia)がゴールを決め、エスパニョールが同点に追いついた。結果バレンシアはリーグ4位に浮上する機会を逃してしまった。

 試合は前半ロスタイム、ワカソ・ムバラク(Wakaso Mubarak)が均衡を破り、エスパニョールにリードをもたらす。

 しかしハーフタイム以降にはバレンシアが攻撃を持ち直し、後半8分にエベル・バネガ(Ever Banega)のお膳立てからセルヒオ・カナレス(Sergio Canales)が今シーズン初ゴールを決めて試合をふりだしに戻した。

 同37分にはエスパニョールがホアン・ベルドゥ(Joan Verdu)のゴールで再びリードするも、同42分にはジョナス(Jonas Goncalves Oliveira)が、同ロスタイム1分にはロベルト・ソルダド(Roberto Soldado)が立て続けに得点を決め、バレンシアは勝利をものにしたかのように見えた。

 しかし同ロスタイム3分、最後の攻撃でガルシアがバレンシアのビクトル・ルイス(Victor Ruiz)に競り勝って難しい角度からの浮き球のシュートを放つと、ゴール上隅のネットを揺らして、エスパニョールは勝ち点1を得た。(c)AFP/Kieran CANNING