【4月7日 AFP】12-13スペイン1部リーグは6日、第30節の試合が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は5-0でマジョルカ(RCD Mallorca)に快勝した。

 バルセロナは負傷したリオネル・メッシ(Lionel Messi)に代わって前線で先発したセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)がハットトリックを達成し、さらにはアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)の2ゴールにも絡む活躍をみせた。

 首位に立つバルセロナは勝ち点13差をキープし、ここ5シーズンで4度目となるリーグ制覇にまた一歩近づいた。

 とはいえ、この日最大の歓声が送られたのは肝移植手術を受けて約14か月ぶりに戦列復帰となったエリック・アビダル(Eric Abidal)だった。

 後半25分にジェラール・ピケ(Gerard Pique)に代わって途中出場を果たしたアビダルは、本拠地カンプ・ノウ・スタジアム(Camp Nou stadium)の大観衆から熱烈な歓迎を受けてピッチに入り、落ち着いたプレーでマジョルカの反撃を食い止めた。

 しかし、試合終了間際にサンチェスが筋肉を痛めた様子でピッチを後にしており、バルセロナのティト・ビラノバ(Tito Vilanova)監督を悩ませる故障者問題がさらに増えた。(c)AFP