【3月31日 AFP】12-13スペイン1部リーグは30日、第29節の試合が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)がリーグ戦19試合連続ゴールとなる得点を挙げたものの、セルタ(Celta de Vigo)と2-2で引き分けた。

 同リーグでは史上初めて他の19チームから連続して得点を挙げたメッシは今季のリーグでの得点数を43に伸ばしたが、セルタが試合終了間際にボルハ・オウビーニャ(Borja Oubina)が挙げたゴールで同点に持ち込み、バルセロナの22度目となるタイトル獲得への順調な歩みを妨げた。

 バルセロナは主力選手数人を先発から外したがこれがあだとなり、前半38分にセルタのナチョ・インサ(Nacho Insa)に先制点を奪われた。

 しかし、その5分後にメッシのパスを受けたクリスティアン・テージョ(Christian Tello)がカーブをかけたシュートを決めて同点に追いたバルセロナは、後半28分に今度はテージョのマイナスの折り返しからメッシがグラウンダーのシュートでネットを揺らし、勝ち越しゴールを決めた。

 それでもセルタは後半43分、ファビアン・オレジャーナ(Fabian Orellana)のクロスにファーでオウビーニャが頭で合わせて同点とし、残留争いに生き残りに向けて大きな勝ち点を手にした。(c)AFP/Kieran Canning