【3月3日 AFP】12-13スペイン1部リーグは2日、第26節の試合が各地で行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は2-1でFCバルセロナ(FC Barcelona)を下した。

 26日のスペイン国王杯(Copa del Rey 2012-13)、準決勝第2戦の「エル・クラシコ(el clasico)」でも敗れた不調続きのバルセロナが、レアルに5日間で2度目となる敗戦を喫した。

 レアルは前半6分、アルバロ・モラタ(Alvaro Morata)のクロスにカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が合わせて先制点を挙げた。

 しかし同18分、リオネル・メッシ(Lionel Messi)が、アルフレッド・ディ・ステファノ(Alfredo Di Stefano)氏が樹立したクラシコでの通算最多得点記録に並ぶ通算18ゴール目を挙げ、バルサが同点に追いついた。

 後半に入りクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が投入され勢い付いたレアルは、後半37分にルカ・モドリッチ(Luka Modric)のCKをセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)が頭で合わせ決勝点を挙げた。

 バルセロナは直近の公式戦4試合で3敗目を喫したが、依然2位と勝ち点12差、3位のレアルとは同13差でリーグ首位に立っている。しかし、後半ロスタイムにラモスがアドリアーノ・コレイア(Adriano Correia)を転倒させたように見えたにも係わらず、PKが与えられなかったことに対して主審に抗議したGKビクトル・バルデス(Victor Valdes)が試合終了後にレッドカードを提示され、バルセロナは更なる痛手を被っている。(c)AFP/Kieran Canning