【2月28日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2012-13)は27日、準決勝の第2戦が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は2-2でセビージャFC(Sevilla FC)と引き分け、2戦合計4-3で決勝進出を決めた。  セビージャの本拠地エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアン(Estadio Ramon Sanchez Pizjuan)で行われた第2戦は、前半6分にジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)、同29分にラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)が得点を挙げてアトレティコが2点をリードし、セビージャは勝ち抜けるためにこれ以上失点をせずに4点を挙げなければならなくなった。  ウナイ・エメリ(Unai Emery)監督率いるセビージャは前半39分にヘスス・ナバス(Jesus Navas)が鮮やかなループシュートを決めて1点を返すも、後半ロスタイムにイヴァン・ラキティッチ(Ivan Rakitic)が逆サイドのゴール隅にシュートを決めて同点に追いつくのが精一杯だった。  後半、セビージャはジエゴ・コスタに遅れたタックルを見舞ったガリー・メデル(Gary Medel)とジェフリー・コンドグビア(Geoffrey Kondogbia)がレッドカートを受けて退場処分となり、9人で試合を終えた。  勝ったアトレティコは、すでに決勝進出を決めているレアル・マドリード(Real Madrid)と大会史上5度目の優勝をかけたマドリード・ダービーに臨む。リーグ戦では2位につけるアトレティコが勝ち点4差でレアルをリードしているが、同ダービーでは1999年以降負けなしのレアルが優勝候補とみられている。(c)AFP