【2月18日 AFP】12-13スペイン1部リーグは17日、第24節の試合が各地で行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は2-0でラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)に勝利した。
 
 前半に退場者を出し、72分間を10人で戦ったレアルだったが、ラージョを下して本拠地でのリーグ戦4連勝を飾った。

 レアルは開始から12分間でアルバロ・モラタ(Alvaro Morata)とセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)が得点を挙げたが、ラモスが得点からわずか6分後の前半18分に立て続けにイエローカードを受けて退場処分となった。

 レアルは前半3分、先発出場した20歳のFWモラタが、メスト・エジル(Mesut Ozil)の折り返しを至近距離で詰めて先制点を挙げると、同12分にはエジルのFKをディフェンスの前に入ったラモスが頭で合わせて追加点を挙げた。

 しかし、レアルにとってすべてが順調に進んでいるように見えた試合はその数分後に状況が変わり、ラモスがまずロベルト・トラスホラス(Roberto Trashorras)を倒して警告を受けると、そのわずか数十秒後にはハンドを取られて2枚目のイエローカードを提示された。

 しかしながら、これで数的優位を手にしたラージョも決定機を数多く作ることはできず、最も得点に近づいた場面では、ピティ(Francisco Medina Luna 'Piti')の枠に飛んでいたシュートをチームメイトのレオ・バティスタン(Leonardo Carrilho Baptistao)がよけきれなかった。

 試合前には、レアルのゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)とカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)よりもリーグ戦で多くゴールを挙げているということが盛んに取り上げられていたラージョのピティとレオ・バティスタンの2人だが、この試合で得点を決めることはできなかった。(c)AFP/Kieran Canning