【1月26日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)の守護神イケル・カシージャス(Iker Casillas)が25日、骨折した左手の指の手術を行い、8週間から12週間ほど戦列を離れることになった。

 レアル・マドリードが発表した声明の中で、カシージャスの担当医は8週間から12週間はプレーすることができないとしており、約3週間ほどギブスを着けると付け加えている。

 カシージャスは23日に行われたバレンシア(Valencia CF)とのスペイン国王杯(Copa del Rey 2012-13)準々決勝第2戦で、ボールをクリアしようとしたチームメイトのアルバロ・アルベロア(Alvaro Arbeloa)に左手を蹴られて負傷し、控えGKのアントニオ・アダン(Antonio Adan)と途中交代した。

 これによりカシージャスは、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)のマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)戦と、宿敵FCバルセロナ(FC Barcelona)との国王杯準決勝を欠場することになった。

 カシージャスの戦線離脱を受け、レアル・マドリードは同日にセビージャFC(Sevilla FC)からGKのディエゴ・ロペス(Diego Lopez)を獲得し、4年半の契約を結んだと発表した。

 スペイン国内の報道によると、5シーズンを過ごしたビジャレアル(Villarreal CF)に加入する前にレアル・マドリードに所属していた31歳のロペス獲得に支払われた移籍金は、350万ユーロから400万ユーロ(約4億3000万円から約5億円)としている。(c)AFP