【1月20日 AFP】12-13スペイン1部リーグは19日、第20節の試合が行われ、試合終了間際に失点したFCバルセロナ(FC Barcelona)が2-3でレアル・ソシエダ(Real Sociedad)に敗れ、リーグ戦で今季初黒星を喫した。

 退場者を出したFCバルセロナは、試合終了間際にソシエダのイマノル・アギレチェ(Imanol Agirretxe)に決勝点を奪われ、今シーズン開幕から続いていたリーグ戦の無敗記録が止まった。

 前半7分にリオネル・メッシ(Lionel Messi)のゴールで先制したFCバルセロナは、同25分にペドロ・ロドリゲス・レデスマ(Pedro Rodriguez Ledesma)が追加点を奪い、リードを2点に広げた。

 しかしソシエダは、前半41分にゴンサロ・カストロ(Gonzalo Castro)の得点で1点を返すと、後半18分にもカストロが同点ゴールを記録し、試合を2-2の振り出しに戻した。

 その後、FCバルセロナはジェラール・ピケ(Gerard Pique)がレッドカードで退場処分となると、ソシエダは後半ロスタイムにアギレチェが得点を奪った。

 この試合でメッシは自身2度目となる10試合連続ゴールを達成したものの、チームの勝利にはつながらなかった。今シーズンのリーグ戦で29得点を記録しているメッシは、この10試合で計15得点を挙げているが、11-12シーズンには10試合で計18得点を記録していた。

 レアル・マドリード(Real Madrid)と引き分けた以外はリーグ開幕から19試合で18勝を記録し、ここまで勝ち点55を手にしているFCバルセロナは、試合に敗れはしたものの、2位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に勝ち点11差、レアル・マドリードに同18差をつけており、リーグ首位を守っている。

 20日にアトレティコ・マドリードはレバンテ(Levante)と、レアル・マドリードはバレンシア(Valencia CF)と対戦する。(c)AFP/Tim Hanlon