【1月17日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2012-13)は16日、準々決勝の第1戦が行われ、前回王者のFCバルセロナ(FC Barcelona)はマラガ(Malaga CF)と2-2で引き分け、大会連覇に暗雲が立ち込めた。

 12-13シーズンのスペイン1部リーグでは19試合を終えて18勝を記録し、2位のアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に勝ち点11差をつけて首位を独走しているFCバルセロナは、リーグ戦の好調ぶりを国王杯でも披露し、リオネル・メッシ(Lionel Messi)とカルレス・プジョル(Carles Puyol)の得点で前半を2-1で折り返した。

 後半30分には、FCバルセロナのペドロ・ロドリゲス・レデスマ(Pedro Rodriguez Ledesma)に対するファウルでナチョ・モンレアル(Nacho Monreal Eraso)が退場処分となり、マラガが数的不利となったことで試合の行方は決したかのように見えた。

 しかしながらマラガは、初出場の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)で示した逆境の強さを発揮した。

 試合終盤の後半44分に獲得したフリーキックからマラガがゴール前にボールを放り込むと、FCバルセロナのプジョルとハビエル・マスケラーノ(Javier Mascherano)はクリアすることができず、最後はイグナシオ・カマーチョ(Ignacio Camacho)が同点ゴールを決めた。(c)AFP