【1月15日 AFP】スペイン1部リーグのセビージャFC(Sevilla FC)は14日、このところの成績不振を受けミチェル(Jose Miguel Gonzalez Martin del Campo "Michel")監督を解任し、新指揮官としてスペイン出身のウナイ・エメリ(Unai Emery)氏を招聘(しょうへい)すると発表した。

 選手時代はレアル・マドリード(Real Madrid)やスペイン代表で司令塔として活躍していた49歳のミチェル監督は、わずか11か月前にセビージャの監督に就任した。欧州カップ戦の出場権獲得を託されたが、セビージャは現在リーグ12位にとどまっており、責任を負わされる形となった。

 一方、41歳のエメリ氏は、11-12シーズンまで4シーズンに渡りバレンシア(Valencia CF)を率いた後、今季からロシア・プレミアリーグのスパルタク・モスクワ(Spartak Moscow)の監督に就任していたが、ホームでディナモ・モスクワ(Dynamo Moscow)に5-1と大敗を喫し、11月末に解任されていた。

 クラブは、エメリ氏は15日の練習からチームに合流すると発表している。(c)AFP