【1月10日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2012-13)は9日、5回戦の第2戦が各地で行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は4‐0でセルタ(Celta de Vigo)に勝利し、2戦合計5-2で準々決勝に進出した。

 初戦を1-2で落としていたレアルは、世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」を逃したクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がハットトリックを達成し、逆転での8強入りに貢献した。

 この試合でジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、リーグ戦ここ2試合で先発メンバーから外れていたGKイケル・カシージャス(Iker Casillas)を起用した。

 レアルは前半2分、左サイドでスローインのボールを受けるたロナウドが、ファーポストにミドルシュートを突き刺して2戦合計のスコアを2-2とすると、さらに同23分にはルカ・モドリッチ(Luka Modric)のスルーパスを流し込み、リードを広げた。

 後半28分にセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)がこの試合2枚目のイエローカードを受けて退場処分となり10人になったレアルだったが、同42分にロナウドが3点目を挙げて試合を決定的なものにすると、その直後にはサミ・ケディラ(Sami Khedira)が追加点を挙げた。

 レアルは準々決勝でバレンシア(Valencia CF)と対戦する。(c)AFP/Dermot Ledwith