【1月7日 AFP】12-13スペイン1部リーグは6日、第18節の試合が各地で行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は4-3でレアル・ソシエダ(Real Sociedad)を下した。

 レアル・マドリードは前半2分、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が先制ゴールを挙げた。しかし、同5分にGKアントニオ・アダン(Antonio Adan)がペナルティーエリア内でファウルを犯してレッドカードを受け10人となると、2試合連続で控えに回っていた主将のイケル・カシージャス(Iker Casillas)がピッチに立つこととなった。

 同9分にソシエダのシャビエル・プリエト(Xabi Prieto)がこのPKを成功させ試合を振り出しに戻したものの、同35分にはサミ・ケディラ(Sami Khedira)が得点を挙げ、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督率いるレアル・マドリードがリードを奪った。

 同40分にプリエトに再び同点弾を許したレアル・マドリードだったが、後半23分と25分にクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が2得点を奪い、チームを窮地から救った。

 プリエトは後半31分にも得点を挙げてハットトリックを達成したが、ソシエダはダニエル・コングレ(Daniel Congre)が2枚目のイエローカードを受けレアル・マドリードとともに10人で試合を終えた。

 レアル・マドリードは、ペペ(Pepe)、ファビオ・コエントラン(Fabio Coentrao)、マルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)、ラウル・アルビオル(Raul Albiol)が怪我で離脱したうえ、セルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)が出場停止処分を科され、守備陣が苦境に立たされていた。

 首位FCバルセロナ(FC Barcelona)が同日行われた試合で勝利したため、レアル・マドリードとの勝ち点差は16のままとなっている。(c)AFP/Tim Hanlon