【12月7日 AFP】5日に行われた欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)のベンフィカ(Benfica)戦で負傷し途中退場したFCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)が、9日のレアル・ベティス(Real Betis)戦に出場するかが不透明な状況となっている。

 スペイン1部リーグで首位につけているFCバルセロナは、2位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との勝ち点差6、3位レアル・マドリード(Real Madrid)との勝ち点差11を維持すべく、9日にベティスとのアウェイ戦に臨む。

 ベティスは第13節のレアル・マドリード戦に1-0で勝利しており、バルセロナにとって手ごわい相手とはなるが、メッシはもし自身の出場が見送られたとしても、バルセロナには代わりになる能力のある選手が多くいると語った。

 負傷はひざの打撲と診断されたメッシは、「僕がいてもいなくても同じこと。バルセロナには実力のある選手が十分過ぎるほどいる。体調はいいけど、9日の試合に出れるかどうかはまだ分からない」とコメントしている。

 8日のトレーニングを経て、メッシの出場の可否が決まる。負傷した当初は長期の戦線離脱が心配されたが、それは根拠のない杞憂とされた。

 メッシは、1972年にゲルト・ミュラー(Gerd Mueller)氏が樹立した歴代年間最多得点の85ゴールまであと1点と迫っている。しかし、年内に行われる試合はリーグ戦2試合とスペイン国王杯(Copa del Rey 2012-13)の1試合が残っており、大事を取ってベティス戦の出場を見送る可能性もあるとみられる。(c)AFP/Dermot Ledwith