【11月26日 AFP】12-13スペイン1部リーグは25日、第13節の試合が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は4-0でレバンテ(Levante)に圧勝した。

 バルセロナのリオネル・メッシ(Lionel Messi)は2ゴールを挙げて年間ゴール数を82とし、1972年にドイツのゲルト・ミュラー(Gerd Muller)氏が樹立した年間最多得点記録の85まであと3ゴールとするとともに、リーグ得点王争いでは19得点でトップに立っている。

 ダニエル・アルヴェス(Daniel Alves)がハムストリングスの故障を再発して試合序盤に交代となったバルセロナは、レバンテを攻めあぐねたまま前半を終えた。

 しかし後半2分、アンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)からの絶妙なパスをメッシが冷静に決め先制すると、その5分後には再びイエニスタのアシストからメッシが得点しリードを広げた。

 さらにバルセロナは同12分にイエニスタがペナルティーエリアの端からシュートを決め3点目を挙げると、同18分には再びイエニスタのアシストからセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)が追加点を挙げた。

 リーグ首位のバルセロナは、同日の試合でセビージャFC(Sevilla FC)に4-0で勝った2位のアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との勝ち点差3を保ち、24日にレアル・ベティス(Real Betis)に0-1で敗れた宿敵レアル・マドリード(Real Madrid)との勝ち点差を11に広げた。

 しかしながら、バルセロナのティト・ビラノバ(Tito Vilanova)監督はリーグ序盤戦で優勝は決まるものではないとの考えを示している。(c)AFP