【11月17日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は16日、13-14シーズンからカタール航空(Qatar Airways)のスポンサーロゴがユニホームに入ると発表した。

 2011年、1億7千万ユーロ(約176億円)で結ばれた契約が認可されてから、FCバルセロナのユニホームに初めて純粋な商業広告が入ることになった。

 現在、FCバルセロナのユニホームの背面には国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)が入り、前面にはカタール財団(Qatar Foundation)のロゴが入っているが、新シーズンからはそこにカタール航空のロゴが入ることになる。

 FCバルセロナは2010年12月にサッカー史上最高額の5年半にわたるユニホームのスポンサーシップ契約にサインし、2011年9月にソシオ(クラブ会員)によって契約の承認が降りている。

 かつてFCバルセロナを率いていた名将ヨハン・クライフ(Johan Cruyff)氏が、2010年に商業広告をユニホームに入れることは「ユニホームを汚す」ことだと発言するなど、スポンサー契約はファンの間で議論の的となった。

 カタール・スポーツ・インベストメンツ(Qatar Sports Investments、QSI)とクラブの間で交わされたこのスポンサー契約では、当初はカタール財団の名前が記載されることになっていた。しかし2シーズン終了後に、QSIはスポンサーを変更できるという条項が含まれていた。(c)AFP