【9月17日 AFP】12-13スペイン1部リーグは16日、第4節の試合が各地で行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)が4-3でラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)に勝利した。

 アトレティコは一時は4-0としてから3点を奪われたものの、同じマドリード(Madrid)を本拠とするラージョを下し、開幕からの無敗を守った。

 モナコ(Monaco)で行われたUEFAスーパーカップ(UEFA Super Cup 2012)で、チェルシー(Chelsea)に4-1で勝利して以来の試合となったアトレティコは、前半29分にジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)の折り返しにマリオ・スアレス(Mario Suarez)が合わせて前半唯一の得点を挙げた。

 アトレティコは後半4分にコスタのクロスに今度はコケ(Jorge Resurreccion Merodio ''Koke'')が合わせて点差を広げると、そのわずか1分後、ほぼ同じような形でファンフラン(Juan Francisco Torres Belen "Juanfran")のからパスをアルダ・トゥラン(Arda Turan)が決め、3点目を挙げた。

 さらにアトレティコは、同11分にラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)がリーグ戦と欧州スーパーカップを併せた4試合で7得点目となるペナルティーキック(PK)を決めた。

 しかし守備にもろさを抱えるアトレティコは、同37分と同40分にラージョのアンドレア・デリバシッチ(Andrija Delibasic)に立て続けに2点を許すると、さらに同44分にはレオナルド・カリーニョ・バプティスタオ(Leonardo Carrilho Baptistao)に得点を許し、約8分間で3失点を喫した。しかし反撃は時すでに遅く、ラージョは最後の最後まで戦ったものの追いつくことはできなかった。

 この勝利でアトレティコは3試合で勝ち点7を獲得し、他チームよりも1試合少ない状況ながら5位につけている。(c)AFP/Dermot Ledwith