【8月22日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)へ移籍したアレクサンドル・ソング(Alexandre Song)が21日、入団会見に臨み、「世界最高のチームに加入できて嬉しい」と語った。

 イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)との契約を3年間残していたソングだが、推定1900万ユーロ(約18億8000万円)の移籍金でFCバルセロナと5年契約を結んだ。

 元カメルーン代表のリゴベル・ソング(Rigobert Song)と血縁関係にあるソングは、会見で移籍について、「数週間前にアーセナルとの契約延長を結ぶところだったが、時間がかかってしまった。そこにバルセロナがやってきたから、すぐにイエスと答えた。バルセロナは断ることができるクラブじゃない。一生に一度の列車が来たら、そのチャンスを逃してはいけない」と語った。

 ソングは続けて、「バルセロナにやってくる夢がかなってうれしい。バルセロナは世界でも指折りのクラブで、才能あふれる選手がいる世界最高のチームさ。僕や家族にとってはこの上ない喜びだ。2人の息子はリオネル・メッシ(Lionel Messi)に憧れていて、彼のことしか口にしないんだ。彼とプレーする機会があることはすばらしいことだ。バルセロナは王者のチームで、勝者たちのチーム。可能な限りの力を尽くしていきたい」とつけ加えた。 

 FCバルセロナは、19日に行われた12-13シーズンの開幕戦で、メッシが2得点を挙げるなど5-1でレアル・ソシエダ(Real Sociedad)に快勝している。(c)AFP