【8月20日 AFP】12-13スペイン1部リーグは19日、第1節の試合が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は5-1でレアル・ソシエダ(Real Sociedad)を下し、大量得点で開幕戦の勝利を飾った。

 ティト・ビラノバ(Tito Vilanova)新監督が就任したFCバルセロナは、リオネル・メッシ(Lionel Messi)の目覚しい活躍で前半のうちに4-1とすると、後半には怪我から8カ月ぶりに復帰したダビド・ビジャ(David Villa)が得点を挙げた。

 FCバルセロナは前半4分にコーナーキック(CK)からカルレス・プジョル(Carles Puyol)がヘディングで先制点を挙げたものの、同9分にゴンサロ・カストロ(Gonzalo Castro)に同点ゴールを許した。

 しかし、同11分にメッシがディフェンダーの間をぬって今シーズン初得点を挙げてリードを奪い、チームに勢いを与えると、同16分にはディフェンダーに当たってこぼれた球を押し込んで2得点目を挙げた。直後にはあわや3点目というヘディングシュートを狙ったが、これはバーのわずか上にそれた。

 ボール保持率約80パーセントを記録したFCバルセロナは自分たちのパスサッカーを謳歌し、前半41分にはペドロ・ロドリゲス・レデスマ(Pedro Rodriguez Ledesma)が決めて4得点目を挙げた。

 23日に行われるレアル・マドリード(Real Madrid)とのスペイン・スーパーカップ2012(Spanish Super Cup 2012)をにらんでかFCバルセロナはペースを落としたものの、後半30分に途中出場したビジャが、その9分後にアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)からのパスを受けて得点を挙げた。(c)AFP/Dermot Ledwith