【8月20日 AFP】12-13スペイン1部リーグは19日、各地で第1節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は1-1でバレンシア(Valencia CF)と引き分けた。  昨シーズン王者のレアル・マドリードは、ホームで勝ち点2を落とす手痛い開幕戦となった。レアル・マドリードはゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)が前半10分に先制点を挙げたものの、同42分にジョナス(Jonas Goncalves Oliveira)に同点ゴールを決められた。  レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、残留を決断した報いとしてなのか先発にイグアインを選び、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)をベンチスタートとし、さらに中盤にはサミ・ケディラ(Sami Khedira)ではなく、アーセナル(Arsenal)やチェルシー(Chelsea)でプレーしたラサナ・ディアッラ(Lassana Diarra)を起用した。  一方、マウリシオ・ペジェグリーノ(Mauricio Pellegrino)新監督を迎えたバレンシアは、新加入のジョアン・ペレイラ(Joao Pereira)、アンドレス・グアルダード(Andres Guardado)、レアル・マドリードから獲得したフェルナンド・ガゴ(Fernando Gago)を先発出場させた。  レアル・マドリードのモウリーニョ監督は試合について、「チームにはもっといいプレーを期待していた。選手はビセンテ・ガイタ(Vicente Guaita Panadero)からジエゴ(Diego Alves Carreira)に代わったが、昨シーズンの0-0で引き分けた試合も今日も、バレンシアの最も活躍した選手はゴールキーパー(GK)だろう。我々は最高の試合はできなかったが、勝利に値するプレーではあったと思う」とコメントした。  またクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は「引き分けは素晴らしい結果ではないけれど、前半はいいプレーをしたし、後半はさらに良くなった。あと1、2点決めていてもおかしくなかったし、これを続けていけば問題はないだろう」と語っている。(c)AFP/Dermot Ledwith