【1月23日 AFP】スペイン1部リーグは22日、第1節延期分の試合が各地で行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は4-1でアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)を下した。

 レアル・マドリードはクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がペナルティーキック(PK)で2得点を挙げ、リーグ2位のFCバルセロナ(FC Barcelona)との勝ち点差5を守った。

 ビルバオは、フェルナンド・ジョレンテ(Fernando Llorente)が前半12分に先制点を挙げたものの、オスカル・デ・マルコス(Oscar de Marcos)が2点目を狙ったシュートはGKイケル・カシージャス(Iker Casillas)の好守に阻まれた。

 しかし、レアル・マドリードは前半25分にマルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)が同点とすると、後半2分にカカ(Kaka)がアンデル・イトゥラスペ(Ander Iturraspe)に倒されて獲得したペナルティーキック(PK)をロナウドが決めて勝ち越し、同22分にもメスト・エジル(Mesut Ozil)がデ・マルコスに倒されて獲得したPKを決めた。このプレーでデ・マルコスはレッドカードで退場処分となり、10人となったビルバオから途中出場のホセ・マリア・カジェホン(Jose Maria Callejon)が4点目を奪って快勝した。

 一方、マラガ(Malaga CF)と対戦したバルセロナは、リオネル・メッシ(Lionel Messi)が今季5度目、通算14度目となるハットトリックを記録する活躍をみせ、4-1で勝利を収めた。

 バルセロナは、メッシが前半33分に先制すると、後半3分にはアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)が2点目を挙げ、同6分と同36分にメッシが2得点を記録し、その後のマラガの反撃をソロモン・ロンドン(Jose Salomon Rondon Gimenez)の1点に抑えた。

 バルセロナは、今季リーグのアウェー戦でようやく4勝目を手にし、メッシもアウェーでの今季通算得点を4に伸ばし、得点ランキングでも23点で1位のロナウドに1点差の22点で迫っている。
 
 同日行われた試合では、バレンシア(Valencia CF)はオサスナ(CA Osasuna)と1-1の引き分けに終わっている。(c)AFP/Tim Hanlon