【11月1日 AFP】スペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)の伝説的ストライカーで、現在は同クラブの名誉会長を務めるアルフレッド・ディ・ステファノ(Alfredo Di Stefano)氏が、アルゼンチン代表は主将にリオネル・メッシ(Lionel Messi)を据えることで恩恵を受けられるだろうと語った。

 31日に発行されたアルゼンチンサッカー協会(Asociacion del Futbol ArgentinoAFA)の会報誌上で「金髪の矢」の異名を持つディ・ステファノ氏は、「代表チームの主将の座は特異なものだが、好戦的な性格で計り知れない才能を持つという主将に必要な資質を全て持ち合わせているメッシは、それに値する。彼はさらに成長するだろうし、その(メッシを主将に据える)判断を下せばチームの連帯感が高まるはずだ。チームメイトは彼をリスペクトしている」とコメントしている。

 また、メッシのファンであると語ったディ・ステファノ氏は、「彼がプレーし、ゴールを決めるところを見るのは特別で、楽しみだ。彼が、我がレアル・マドリードにゴールを決めるときを除いては」と付け加えている。

 メッシは、所属するFCバルセロナ(FC Barcelona)で見せるようなプレーを代表チームでは時折しか見せられず、アルゼンチンで行われたコパ・アメリカ2011(2011 Copa America)での準々決勝敗退時など、本国のファンから度々批判を受けている。(c)AFP