【10月6日 AFP】スペインサッカー連盟(Real Federacion Espanola de Futbol、RFEF)は5日、スペイン・スーパーカップ2011(Spanish Super Cup 2011)でFCバルセロナ(FC Barcelona)のコーチの目を突いたレアル・マドリード(Real Madrid)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督に対し、2試合のベンチ入り禁止と罰金600ユーロ(約6万2000円)の処分を科した。

 8月17日に行われたスペイン・スーパーカップ2011第2戦で、バルセロナのセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)に対するレアル・マドリードのマルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)のタックルが引き金となって乱闘騒ぎが発生し、レアル・マドリードからはマルセロとメスト・エジル(Mesut Ozil)、バルセロナからはダビド・ビジャ(David Villa)がレッドカードで退場処分となった。

 乱闘騒ぎの中でモウリーニョ監督は、バルセロナのアシスタントコーチを務めるティト・ビラノバ(Tito Vilanova)氏の目を指で突いていた。モウリーニョの攻撃に平手打ちで応酬したビラノバ氏にも、1試合のベンチ入り禁止と罰金600ユーロの処分が科されている。

 モウリーニョ監督は後日、レアル・マドリードのサポーターに対し、同試合における自身の振る舞いについて謝罪し、偽善者になりたくないとコメントしたが、ビラノバ氏への謝罪はなかった。(c)AFP