【11月18日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)とFCバルセロナ(FC Barcelona)が09-10シーズン終了後、イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)に所属するセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)の獲得を争う可能性があることが分かった。スペインのスポーツ紙アス(AS)が17日、報じた。

 同紙は「セスク・ファブレガスがマドリードとバルセロナの来シーズンの補強の最有力候補になった」としている。

 また、同紙は情報源を明かしていないが、レアル・マドリードの補強リストにバルセロナの下部組織で育ったセスクの名前が最近加わったと伝えている。

 他の国内メディアは、バルセロナ前副会長のサンドロ・ロセール(Sandro Rosell)氏が、セスクの獲得を公約に2010年の会長選を戦う考えであると伝えている。

 英大衆紙のデイリー・メール(Daily Mail)に同日、掲載されたインタビューで移籍についてセスクは「アーセナルは快適だ。リーグ戦でも欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)でも好調な出だしを切っている。僕の今後?短期間のことに集中しているから、先のことは考えていない。自分にはクラブに対して大きな責任がある、今はそれ以上のことを考える時期ではない」と語っている。(c)AFP