【8月12日 AFP】スペイン1部リーグ、RCDエスパニョール(RCD Espanyol)の選手やファンが11日、心臓発作のためチームの遠征先イタリアで亡くなった主将ダニエル・ジャルケ(Daniel Jarque)に最後の別れを告げた。

 エスパニョールは、葬儀が行われる前にファンが本拠地コルネジャ・エルプラット(Cornella-El Prat)で午後2時から6時(現地時間)にかけて26歳の若さで急逝した同選手を弔問できると発表していた。

 ジャルケの遺体と共にイタリアから帰国したエスパニョールのダニエル・サンチェス・リブレ(Daniel Sanchez Llibre)会長は、報道陣に対し「誰も今回のようなことを予期していなかったので、家族は大きなショックを受けている」と語っている。

 近く父親になるはずだったジャルケは、8日の朝に練習に参加し、同日夕方にコヴェルチャーノ(Coverciano)のホテルの部屋で恋人と電話中に倒れて亡くなった。

 2009-10シーズンの主将に指名されたばかりだったジャルケの死後、スタジアムには同選手の死を悼み、大勢のファンがろうそく、花、青と白のエスパニョールのユニフォームを捧げていた。(c)AFP