【1月30日 AFP】(記事更新、写真追加)サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2008-09)準々決勝、FCバルセロナ(FC Barcelona)対RCDエスパニョール(RCD Espanyol)第2戦。試合はスペイン1部リーグで首位を走るバルセロナが3-2でエスパニョールを下し、2試合合計スコア3-2で準決勝進出を決めた。

 第1戦を引き分けた両チームだったが、バルセロナのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、好調のティエリ・アンリ(Thierry Henry)とサミュエル・エトー(Samuel Eto’o)をベンチに回し、本拠地カンプ・ノウ・スタジアム(Camp Nou stadium)での第2戦に臨んだ。

 前半35分にボージャン・クルキッチ(Bojan Krkic)の得点で先制したバルセロナは、後半2分にシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)のパスを受けたボージャンが、前に飛び出したエスパニョールのGKクリスティアン・アルバレス(Cristian Alvarez)の頭上を狙ったシュートで追加点を挙げると、同11分にはダニエル・アルヴェス(Daniel Alves)のクロスボールからジェラール・ピケ(Gerard Pique)がヘディングシュートで決め、3点のリードを奪った。

 それでもエスパニョールは、同13分にフェラン・コロミナス(Ferran Corominas)の得点で1点を返すと、同24分には途中出場のホセ・カジェホン(Jose Callejon)がバルセロナのGKホセ・ピント(Jose Pinto)の指先をかすめる約25メートルの強烈なミドルシュートを突き刺し、1点差に詰め寄った。

 平静さを失ったバルセロナだったが、ロスタイムにエスパニョールのダニエル・ジャルケ(Daniel Jarque)がこの試合2枚目の警告を受けて退場処分となり、追いすがる相手退けた。(c)AFP