【10月19日 AFP】08-09スペイン1部リーグ第7節、アトレティコ・マドリード（Atletico de Madrid）対レアル・マドリード（Real Madrid）。試合は後半ロスタイムにゴンサロ・イグアイン（Gonzalo Higuain）のペナルティーキック（PK）で勝ち越したレアル・マドリードが2-1で勝利し、両チーム共に1人づつ退場者を出すなど荒れた展開となったマドリードダービーを制した。

　試合開始直後の32秒にルート・ファン・ニステルローイ（Ruud Van Nistelrooy）に先制点を決められたアトレティコ・マドリードは、後半45分にシモン・サブロサ（Simao Sabrosa）がフリーキックを決めて勝ち点1を手にしたかに思われたが、そこから予想外の展開が待っていた。

　レアル・マドリードは後半ロスタイムの5分に得たPKをイグアインが沈めて敵地ビセンテ・カルデロン・スタジアム（Vicente Calderon Stadium）で勝利を収め、1999年からライバルに勝利していないアトレティコ・マドリードは、22日に控える欧州チャンピオンズリーグ2008-09（UEFA Champions League 2008-09）グループリーグ第3節のリバプール（Liverpool FC）戦を前に出鼻をくじかれた。(c)AFP/Phil Seery