【8月31日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)への移籍が噂される、スペイン・リーガエスパニョーラ1部のレアル・マドリード(Real Madrid)に所属するロビーニョ(Robinho)が31日、マドリードで会見を行い「指揮官はチェルシーにいる」と発言した。

 会見でロビーニョは、「私は既にラモン・カルデロン(Ramon Calderon)会長、ベルント・シュスター(Bernd Schuster)監督、マネージメント、そしてメディアに対しても言っている。私の指揮官はあそこ(チェルシー)にいる。私は向こうでプレーしたい」と語り、「私はこれまで(レアル・マドリードの)ロッカールームで問題が1度もあったことはない」と付け加えた。

 さらにロビーニョは自身の契約延長の話し合いを進めたいと考えていた際に、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)からクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の獲得に集中していたクラブの対応に対して、「クラブは私の残留にまったく関心を示さなかった」と批判し、「問題は(レアルが)補強できなかったことだ。シュスターは私の父ではなく、私のコーチだ。彼は私で間に合わせることができなかった」と話した。

 ロビーニョはさらに会見で「私は去りたい、これ以上はない」と話すが、カルデロン会長は30日に「彼はここに残るだろう、そのことは彼に話している」とロビーニョを放出しないとコメントを残している。(c)AFP