【6月25日 AFP】サッカー、スペイン・リーガエスパニョーラ1部のバルセロナ(Barcelona)は、コートジボワール代表のMFヤヤ・トゥーレ(Yaya Toure)の獲得に向け、同選手が所属するフランス・リーグ1のモナコ(Monaco)と交渉を行っていることを明らかにした。

 また、バルセロナはクラブのウェブサイト上でヤヤ・トゥーレが24日に交渉のためにバルセロナ入りしたことを伝えており、その中でバルセロナの空港に到着したヤヤ・トゥーレの「大きなチャンスが巡ってきた。バルセロナは世界でベストチームの一つ」とのコメントを掲載している。

 モナコは23日の段階で合意に達した場合ヤヤ・トゥーレは年俸180万ユーロ(約3億円)で4年契約を交わすことを発表していた。

 コートジボワールのASEC・アビジャン(Asec Abidjan)でプロとしてのキャリアをスタートしたヤヤ・トゥーレは、その後ベルギーリーグのベベレン(Beveren)、ウクライナ・リーグのFCメタリュルグ・ドネツク(FC Metallurg Donetsk)、ギリシャリーグのオリンピアコス(Olympiacos FC)を経て2006年にモナコに加入し、06-07シーズンは27試合に出場して5得点を記録している。また、イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)に所属するコロ・トゥーレ(Kolo Toure)は実兄にあたる。

 06-07シーズン無冠に終わったバルセロナは、アーセナルからフランス代表のFWティエリ・アンリ(Thierry Henry)を推定2400万ユーロ(約40億円)で獲得するなど覇権奪回に向けて補強を急いでいる。(c)AFP