【6月19日 AFP】サッカーコンフェデレーションズカップ2013(Confederations Cup 2013)の日本戦を翌日に控えた18日、イタリア代表のクラウディオ・チェーザレ・プランデッリ(Claudio Cesare Prandelli)監督が記者会見に臨み、対戦相手の日本だけでなく、自チームのマリオ・バロテッリ(Mario Balotelli)の予期せぬ行動にも警戒感をのぞかせた。

 16日に行われたロンドン五輪金メダルのメキシコとの初戦で、バロテッリは決勝点を決めた後にユニフォームを脱いでイエローカードをもらい、指揮官はそれついて苦言を呈していた。

 とはいえプランデッリ監督は、何人かメンバーの変更を考えていると明かした中で、ACミラン(AC Milan)所属のバロテッリは起用し続ける可能性が高い。日本とはこれがわずか3度目の対戦となるイタリアは、メキシコ戦に続き4-3-2-1のシステムを継続すると見られる。

 監督はメンバーについて、「最も重要な練習をまだ終えていないので決断はまだだが、3人か4人代える可能性が高い」とコメントした。

「メキシコ戦は非常に消耗する試合だったので、疲れの見える選手がいる。日本は非常にいいチームだし、危険な相手だ。イタリア人のアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)は優れた監督で、選手の最高のプレーを引き出す術を知っている」

「マリオについては話すのが難しい。予想しづらい選手だが、代表のユニフォームをまとった時はやる気にあふれている。才能があるということは、もう何年も前から言ってきた」

(c)AFP/Chris Wright