【6月18日 AFP】サッカーコンフェデレーションズカップ2013(Confederations Cup 2013)、イタリア代表とのグループAの第2戦を控えた日本代表は17日、試合が行われるレシフェ(Recife)入りした。

 アジア王者の日本と4度W杯を制したイタリアが直面している課題は明白なものとなっている。メキシコとの初戦で勝利したイタリアが日本戦で勝利すれば準決勝進出が決定し、日本は敗退が決まる。

 0-3で敗れたブラジルとの初戦で、日本には長きに渡って行われた2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)アジア最終予選の影響が色濃く感じられた。W杯本大会の出場権を手にした日本は、アウェイでのイラク戦を終え、中3日でブラジル戦に臨んでいた。

 またアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)監督は、日本が本大会での挑戦に向けた12か月にわたる計画を進めている真っ最中だとほのめかしている。

 遠藤保仁(Yasuhito Endo)は、「ブラジル戦のミスを繰り返してはいけない。とはいっても、あの試合で僕らを判断してもらいたくはない」とコメントした。

■長友のバロテッリ対策、「いらいらさせる」

 イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)に所属する長友佑都(Yuto Nagatomo)は、チームメイトとともにマリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)にしっかり対処しなければならないと語った。バロテッリはメキシコ戦で対応することが難しいことを証明し、決勝点を挙げた。

 気まぐれなバロッテリへの対処方法について長友は、「バロテッリは素早くてフィジカルが強いからしっかりマークしないといけない。何より彼をイライラさせる。彼が中心になっているけど、短気ですから。心理戦になるんじゃないですか」とコメントした。

 バロテッリはメキシコ戦での得点後にユニホームを脱ぎ、すでに不必要なイエローカードを受けている。

 初戦が行われたブラジリア(Brasilia)からレシフェ入りした日本代表の負傷者については伝えられていない。本田圭佑(Keisuke Honda)は腰の負傷から回復し、長谷部誠(Makoto Hasebe)は足首の痛みを払拭している。(c)AFP/Chris Wright