【6月17日 AFP】サッカーコンフェデレーションズカップ2013(Confederations Cup 2013)は16日、グループAの試合が行われ、イタリアは終盤にマリオ・バロテッリ(Mario Balotelli)が決勝点を決め、2-1でメキシコに勝利した。

 イタリアを率いるクラウディオ・チェーザレ・プランデッリ(Claudio Cesare Prandelli)監督はこの結果を喜んではいるものの、ゴールを喜ぶためにユニホームを脱ぎ、不必要なイエローカードを受けたバロテッリに対しては厳しい言葉を向けた。

 バロテッリは7日に行われたW杯ブラジル大会(2014 World Cup)欧州予選のチェコ戦でもカードをもらい、退場処分を受けていた。

 プランデッリ監督はバロテッリについて、「マリオはゴールの後にユニホームを脱ぐのをやめなくてはならない。つまらないカードをもらうのは、こういう難しい大会では賢いことではない」とコメントした。

 プランデッリ監督は、チェコ戦後にはバロテッリの未熟な行為について「個人的な問題で、自分で乗り越える術を学ぶべきだ」と語っていた。

 バロテッリ本人は、もう1枚カードをもらえば準決勝に進出したとしても出場停止となる可能性もあるため、行き過ぎた行為は控える他ないと記者に語った。

「イエロー2枚の規則を知らなかったんだ。次にゴールを決めた後は気を付けないとな」

 一方でプランデッリ監督は、メキシコ戦で同じく得点を挙げたアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)に対しては、代表での通算100試合出場とFKでの重要な先制点奪取を惜しみなくたたえた。

「ピルロについては言い表す言葉が見つからない。彼のすることに、ただ感謝と称賛あるのみだ」

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