【6月12日 AFP】サッカー国際親善試合は11日、各地で行われ、オランダは2-0で中国に勝利した。

 前半の早い時間帯に退場者を出した中国に対し、オランダはロビン・ファン・ペルシー(Robin Van Persie)とウェズレイ・スナイデル(Wesley Sneijder)が得点を挙げ、低調な内容ながらも勝利を収めた。

 オランダは前半11分、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属し、チームの主将を務めたファンペルシーが冷静にPKを決めて先制した。

 そして迎えた後半21分、オランダはルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督に体調が完全に戻ってないと判断され、キャプテンマークをファンペルシーに譲ることになったスナイデルが素晴らしいヒールシュートを決め、中国を突き放した。

 親善試合らしからぬ激しいプレーが時折見られたこの試合で、中国はPKからオランダに先制を許すと、その後には退場者を出して序盤からハンディを背負った。

 一方、アジア遠征中のオランダも、3-0で勝利した7日のインドネシア戦に続き、2試合連続で及第点以下の内容に終わった。

 しかしながらファンペルシーにとっては、前任者のスナイデルがベンチスタートとなる中、キャプテンマークを巻いてから2試合目で得点を記録し、北京(Beijing)で心地よい勝利を味わった。(c)AFP/Neil CONNOR