【6月11日 AFP】サッカー国際親善試合が10日、スイスのジュネーブ(Geneva)で行われ、ポルトガルが1-0でクロアチアに勝利した。

 ポルトガルはスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に所属するクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が決勝点を奪い、同国の祝祭日に行われた試合を白星で飾った。

 ロナウドの代表39得点目となるゴールで勝利を手にしたポルトガルは、7日に行われた2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の欧州予選でロシアに勝利しており、3日間で2勝を挙げている。

 一方、クロアチアは7日の欧州予選でスコットランドに敗れており、グループAの首位に立つベルギーを勝ち点3差で追っている。

 ロナウドは前半36分にこの試合唯一の得点を挙げ、試合中『メッシ』コールを浴びせたクロアチアのサポーターの前でゴールを喜んだ。その後、ロナウドは前半だけでベンチに退いた。

 クロアチアは後半25分に同点に追いつくチャンスを迎えたものの、フルヴォイェ・ミリッチ(Hrvoje Milic)が得点を挙げられず、ポルトガルは逃げ切ることに成功した。

 W杯ブラジル大会の欧州予選でグループFのポルトガルは、ホームでまさかの引き分けに終わったスコットランドとのアウェーでの試合を9月6日に控えており、残り試合が2試合多いロシアに勝ち点2差のグループ首位に立っている。

 ポルトガルではこの日、1580年に亡くなった同国を代表する作家ルイス・デ・カモンイス(Luis de Cameoes)氏の命日にあたり、国民の祝祭日に指定されている。(c)AFP