【6月7日 AFP】サッカーアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)が、7日の2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)南米予選、コロンビア戦を欠場する可能性があることが明らかになった。アレハンドロ・サベジャ(Alejandro Sabella)監督が6日に発表した。

 アルゼンチンの主将で、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)の主要選手でもあるメッシは、現在右ハムストリングに問題を抱えている。

 メッシは回復の兆しを見せているというが、サベジャ監督は今回の予選に向けて同選手の復帰を急かすつもりはないという。アルゼンチンは現在勝ち点24で南米首位に立っており、2位にはエクアドルが勝ち点20で、3位にコロンビアが勝ち点19で続いている。

 過去に2度のW杯制覇を果たしているアルゼンチンは、7日のコロンビア戦に勝てば、エクアドルとの差を最大勝ち点7にまで伸ばすことができる。アルゼンチンは12日に敵地でエクアドルと対戦する。

 スペインリーグ戦の終盤にはけがの影響でほとんど出場を果たさなかったメッシだが、今回の予選にはアルゼンチン代表チームに招集はされている。しかしサベジャ監督は、メッシを起用するか否かは6日のトレーニングで健康状態を見てから決めるという。

 サベジャ監督は、「メッシの脚の状態は大丈夫だ。動きは速くないっているし、ディフェンスとの応戦もできている。しかし長いことプレーをしていないので、どこまで体がついていけるかを見なければいけない」と語った。(c)AFP