同性愛を告白したロジャース、LAギャラクシー入団へ 米紙報道
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【5月25日 AFP】元サッカー米国代表のロビー・ロジャース(Robbie Rogers)がロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)と入団の合意に達し、米メジャーリーグサッカー(Major League Soccer、MLS)初の同性愛を公表した選手になると報じられた。
米紙USAトゥデー(USA Today)が24日、「入団交渉に関係する2人の人物」の話として報じた。
ロジャースは今年2月、自身のブログで同性愛者であることをカミングアウトし、それと同時にサッカーからの引退を発表した。
しかし26歳になったばかりのロジャースは、今月頭にギャラクシーとのトレーニングを開始。クラブは入団契約を結んだことを認めていないが、「クラブに新加入した選手を紹介」するため、25日に記者会見を行うことを表明している。
ロジャースと契約するために、ギャラクシーはまずロジャースのMLSでの保有権を持つシカゴ・ファイアー(Chicago Fire)と移籍契約を交わす必要があった。
ロジャースはMLS制覇を達成した2008年を含む4年間をコロンバス・クルー(Columbus Crew)で過ごした後、今季は短い期間ではあったがイングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)のリーズ・ユナイテッド(Leeds United)に加入した。
しかしフットボールリーグ1(3部)のスティーブニッジFC(Stevenage FC)へのレンタル移籍が終了した1月にクラブを退団した。(c)AFP