【4月3日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ2013(AFC Champions League 2013)は2日、各地でグループリーグ第3節の試合が行われ、グループEのベガルタ仙台(Vegalta Sendai)は1-2でFCソウル(FC Seoul)に敗れた。

 ベガルタから勝利を収めたFCソウルは、グループ首位の座を守った。

 前半6分にエスクデロ・セルヒオ(Sergio Ariel Escudero)、21分に金珍圭(Kim Jin -Kyu、キム・ジンギュ)が得点したFCソウルは快調に試合を進めたが、後半42分にウィルソン(Wilson Rodrigues Fonseca)にPKを決められ、焦燥感を抱きながら試合終了まで耐え抜かざるを得なかった。

 同組の試合では江蘇舜天(Jiangsu Sainty)が2-0でブリーラム・ユナイテッド(Buriram United)を下した。この結果FCソウルが首位を守り、江蘇舜天がベガルタとブリーラムを抜いてトップと勝ち点3差の2位に躍り出ている。

 一方、グループGのサンフレッチェ広島(Sanfrecce Hiroshima)は0-1で浦項スティーラース(Pohang Steelers)に敗れた。この敗戦でサンフレッチェは敗退に追い込まれかねない壊滅的な打撃を受け、勝ったスティーラースは決勝トーナメント進出に向けて大きく前進した。

 前半17分に裴千ソク(Bae Chun-Suk、ペ・チョンソク)が挙げたゴールで勝利を手にしたスティーラースは、同日行われた試合で0-0の引き分けに終わった北京国安(Beijing Guoan)とFCブニョドコル(FC Bunyodkor)とともに勝ち点を5とした。

 12シーズンのJリーグ1部(J1)王者のサンフレッチェは、3試合を終えて勝ち点0となっている。決勝トーナメントに進出するグループ上位2位に食い込むためには、劇的な変化が必要となる。

 サンフレッチェの森保一(Hajime Moriyasu)監督は、「勝点3を目標にしていたが、敗戦という結果は残念でならない。残りの試合もすべて勝つつもりで戦う」とコメントした。

 また佐藤寿人(Hisato Sato)は、「残り3つ勝って、可能性を信じるしかない。残り3つにすべてを懸けたい」と語った。(c)AFP/Talek Harris