【3月27日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)欧州予選は26日、各地で行われ、グループIのスペインは1-0でフランスに勝利した。

 スタッド・ド・フランス(Stade de France)に乗り込んだスペインは、後半にペドロ・ロドリゲス・レデスマ(Pedro Rodriguez Ledesma)がこの試合唯一の得点を挙げてフランスに競り勝ち、グループ首位に返り咲いた。

 フランスを勝ち点2差で追う立場でこの試合を迎えたスペインだが、ボールを圧倒的に支配して試合の主導権を握ると、後半13分にペドロがゴールにボールをねじ込んだ。

 ホームのフランスの前線の選手もスペインを脅かしたものの、GKビクトル・バルデス(Victor Valdes)の守るスペインゴールを破ることはできず、終盤には若手のポール・ポグバ(Paul Pogba)が退場となり、10人での戦いを強いられた。

 予選も残すところあと3試合となったスペインはこれでフランスを勝ち点1差で上回り、自動で本大会出場となるグループ首位を奪い返した。

 スペインを率いるビセンテ・デル・ボスケ(Vicente del Bosque)監督は試合後、「嬉しいよ。勝ち点3を取って状況を好転させられたし、それ以上に今夜はうちのスタイルを貫けたからね。もっと大差をつけて勝つこともできたはずだ」とコメントした。(c)AFP/Andy Scott