【3月23日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)南米予選は22日、各地で行われ、アルゼンチンは3-0でベネズエラに勝利した。

 アルゼンチンはリオネル・メッシ(Lionel Messi)が1ゴール、2アシストの活躍を見せて予選首位の座を守った。

 代表チームの主将を務めるメッシは、ゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)が前後半に1点ずつ挙げたゴールをともにお膳立てするとともに、前半終了間際にはPKで自ら得点を決めた。

 序盤からベネズエラのGKダニエル・エルナンデス(Daniel Hernandez)にセーブを強いるなどしたメッシは、前半29分にイグアインの先制点をアシストすると、前半終了間際にはPKを沈めて2-0とリードを広げた。

 さらにメッシは後半14分、得意のドリブル突破からスルーパスを通してイグアインのゴールを演出した。ベネズエラは2011年に1-0でアルゼンチンを下していたが、それを再現する望みはこのゴールで断たれた。

 アレハンドロ・サベジャ(Alejandro Sabella)監督率いるアルゼンチンは、10試合を終えて勝ち点を23とし、2位のコロンビアに同4差をつけている。南米予選は残り6試合となっており、思いもよらぬ失速がない限り、アルゼンチンの本大会出場は確実となっている。

 アルゼンチンは26日に敵地ラパス(La Paz)でボリビアと対戦する。(c)AFP