【3月20日 AFP】スペインサッカー連盟(Real Federacion Espanola de FutbolRFEF)は19日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)欧州予選の試合での同国代表シャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)の起用について語った。同選手は現在、脚部を負傷している。

 同連盟の発表によると、エルナンデスは現在、太もものけがからの回復を目指しているものの、欧州予選のフィンランド戦、フランス戦2試合に間に合うかは微妙としている。

 FCバルセロナ(FC Barcelona)に所属する33歳のシャビは、これから数日間はチームとは別メニューでの調整が予定されており、代表を率いるビセンテ・デル・ボスケ(Vicente del Bosque)監督は、フィンランド戦での起用は見送り、26日にパリ(Paris)で行われるフランス代表との決戦に照準を絞って調整させる可能性がある。

 RFEFはシャビについて、「本日(19日)行われたテストの様子から判断し、数日間は別メニューで調整し、その後のチーム練習への合流を目指す」と発表した。

 W杯南アフリカ大会(2010 World Cup)ではチームを優勝へ導いたシャビは、先日太ももの故障から復帰したばかりだったが、4-0でACミラン(AC Milan)戦に勝利した12日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)決勝トーナメント1回戦第2戦で再び足を痛めていた。

 W杯欧州予選に臨むスペインは、グループIで3試合を終えて勝ち点7を獲得し、同勝ち点のフランスを得失点差で上回って首位に立っている。同グループではフィンランドが2試合を終えて勝ち点1で最下位にとどまる他、グルジアが勝ち点4、ベラルーシが同3となっている。(c)AFP